砂沼ハザードマップについて
当土地改良区では、平成27年団体営農村地域防災減災事業により、国からの補助を受けて、砂沼南岸の提体耐震診断、および砂沼ハザードマップの作成を行いました。地震により提体が決壊するおそれがあるのか、万が一決壊した場合に発生する浸水の規模、などの調査を行いました。
堤体の耐震診断
必要な測量および調査を実施し、地震が発生した場合の、砂沼南岸の堤体決壊の有無について耐震診断を行いました。
地震の規模は、震源地からの距離、その地域の社会状況、その他の要素によって変わりますが、診断結果は、平成23年3月に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)クラスの地震が発生した場合でも、堤体は決壊しないという結果になりました。
砂沼ハザードマップ
今回の耐震診断より、堤体は東北地方太平洋沖地震クラスの地震では決壊しない、という結果にはなりましたが、さらに大規模な地震が発生し、万が一決壊した場合を想定して、砂沼ハザードマップを作成しました。
決壊時の貯水量は満水位とし、浸水域を想定しています。浸水の範囲、浸水の深さ、氾濫水の最短到達時間を記載しています。